日本語使いさばき辞典 21 心をひかれ、心を向ける意からみた「思う・思い」 [こうしたいと心に]願(ねが)う・望(のぞ)む・念(ねん)じる・思(おも)う[願い望むこと。願っていること]願(ねが)い事(ごと)・思(おも)い事(ごと)・願望(がんぼう)・念願(ねんがん)・希望(きぼう)[願望を抱く]夢見(ゆめみ)る[平素の思い・願い]素志(そし)・素懐(そかい)・素願(そがん)・宿願(しゅくがん)[かねてからの念願]蓄念(ちくねん)[あこがれる]憧憬(しょうけい)・憧憬(どうけい)[あることをしようと心に決める]志(こころざ)す[初めに思い立った気持ち・考え]初心(しょしん)・初志(しょし)・初一念(しょいちねん)・初念(しょねん)[心を奮い起こす]思(おも)い起(お)こす・奮起(ふんき)[心に深く思い込む]思(おも)い入(い)れ・一念(いちねん)・執念(しゅうねん)・執心(しゅうしん)[一心に念ずる]専念(せんねん)[思いっ切り]思(おも)う存分(ぞんぶん)[思い切る。あきらめる]断念(だんねん)[いつも心にかけている]思念(しねん)[人の身について思いやる]同情(どうじょう)・察(さっ)する・顧慮(こりょ)[心が行き届く]思(おも)い隈(ぐま)[気の毒だと]哀(あわ)れむ・憐(あわ)れむ[気の毒だと思う気持ち]哀(あわ)れみ・憐憫(れんびん)・憐愍(れんびん)・哀憐(あいれん)・不憫(ふびん)・不愍(ふびん)・憐情(れんじょう)[悲しみ惜しむ]哀惜(あいせき)[深く愛し、かわいく]慈(いつく)しむ・愛惜(あいせき)・愛(いと)おしむ[心をひかれ恋しく]慕(した)う・思慕(しぼ)・思恋(しれん)・眷恋(けんれん)[あこがれ慕う]渇仰(かつごう)[思い慕う気持ち]慕情(ぼじょう)[情愛の]情思(じょうし)[人知れず思いをかける]下延(したば)え[思う気持ちのありったけ]思(おも)いの丈(たけ)[思ってはならないのに抑えることができない]有(あ)らぬ思(おも)い[恋しく思っているようなようす]思(おも)い顔(がお)[互いに恋しく]思(おも)い交(か)わす[互いに思い慕う]相思(そうし)[人や物への思いを断ち切れない]執着(しゅうちゃく)・愛着(あいちゃく)・愛着(あいじゃく)・愛著(あいじゃく)・愛執(あいしゅう)[固く執着する]固執(こしつ)・固執(こしゅう)[迷いから起こる執念]妄念(もうねん)・妄執(もうしゅう)・妄心(もうしん)[俗事にひかれる心]俗念(ぞくねん)・俗情(ぞくじょう)[心配のたね。また思い人]思(おも)い種(ぐさ)[思いが深く絶えないことをたとえて]思(おも)い川(がわ)[あれこれ考えて悩む]思(おも)い悩(なや)む・思(おも)い煩(わずら)う[思い悩んで処理できなくなる]思(おも)い余(あま)る[いろいろに苦心する]思(おも)い砕(くだ)く[心配して悩み苦しむさま]憂悶(ゆうもん)・悶悶(もんもん)[うれい]憂思(ゆうし)[嘆き悲しむ]愁傷(しゅうしょう)[うらみに思う気持ち]怨念(おんねん)・遺恨(いこん)[残念に]遺憾(いかん) あすとろ出版「日本語使いさばき辞典」JLogosID : 4381101