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八幡山藩
【はちまんやまはん】


旧国名:武蔵

(近世)江戸期の藩名。譜代・小藩。居城は児玉(こだま)郡八幡山(現児玉町)。小田原北条氏治下では松田左馬介秀治がいたが,天正18年,小田原北条氏とともに滅亡。徳川氏の関東入国後,松平(竹谷)家清が1万石で入城して成立。翌19年,領内武蔵国分16か村(いずれも児玉郡)に検地を行い,村方を上之村・中之村に分類し,各々に石盛を規定した。高は7,500石余。慶長6年,三河国吉田(愛知県)に移封して廃藩となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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