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大場新田輪中
【おおばしんでんわじゅう】


養老郡養老町南東部に位置する小輪中。西側を旧十三ケ村排水路が,東側を五三川が南流し,北側は下笠輪中と,南側は旧下池とにそれぞれ接する。堤内北部に大場新田集落がある。正保2年から慶安5年にかけて,坪内七兵衛・後藤三郎左衛門・中嶋惣右衛門・奥村甚五郎・冨永惣太夫・河内屋甚九郎が多額の出資をして堤を築き,根古地(ねこじ)新田とともに大場新田の開発を始めた。その後,慶安5年大場村地内の村高200石を根古地新田に編入し,明暦2年根古地新田地内先の村高200石に新開発地39石を加えて239石と,有尾村地内の村高160石を合わせて大場新田とした。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7104975