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油ケ淵
【あぶらがふち】


碧南市の北東,安城市との境にある湖沼。周囲7.8km,貯水面積0.61km(^2),最深部7m,平均水深2.5m。江戸期以前は奥深い入江となっていた所へ,慶長10年碧海(へきかい)台地の一部を開削して矢作(やはぎ)川の本流を通した。その結果,入江の一部が湖沼となった。流入河川には長田川・半場川など小河川があるが,排水路が不備であったため,宝永2年新川,昭和10年高浜川を開削して衣ケ浦湾に排水するようにした。昭和42年から総合遊園地として整備が進み,釣り場・花ショウブ園などが設けられた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7115427