角川日本地名大辞典 近畿地方 三重県 41 老松新田【おいまつしんでん】 旧国名:伊勢 (近世)江戸期の村名。伊勢国桑名郡のうち。伊勢湾の最奥,木曽川河口の南部に位置する。地名の由来は佳名をとったものと考えられる。幕府領。文政年間に開発された。村高は,文政10年検地および「天保郷帳」では693石余。安政元年の大地震,万延元年の3回の連続の大風高波と打ち続く災害により潰れ地となり,地名も土地も消滅した。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7125573