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君田町村(近世)


江戸期~明治7年の村名村山地方,寒河江【さがえ】川と最上【もがみ】川の合流点西部に位置する村山郡のうちはじめ最上氏領元和8年からは幕府領(山形藩預り地)村高は,元和8年328石余(編年西村山郡史),寛文12年209石余(西根村史談),「天保郷帳」311石余,天保13年の村山石高帳では209石余村名は,室町期に当村付近を支配した大江一族の君田孫九郎を君田殿と称したことによるという寛文12年の家数37軒,反別8町3反余(西根村史談)享和3年の村内議定一札には39名が押印している大江元高の開基という朱印28石余を有する千手院があったが,廃寺となる明治7年楯北村石川組・石川村と合併して西根村となる




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7262685