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姉崎町(近代)


 明治24年~昭和38年の市原郡の自治体名。鶴牧村が町制施行,同時に改称して成立。村制時の9大字を継承。昭和27年長浦村代宿・久保田台の各一部を編入。同30年3月五井町柏原・白塚,今津朝山・青柳の各一部を編入,4大字を加え13大字となる。役場を姉崎に設置,のち椎津に移転。明治30年姉崎尋常小学校に高等科併置,大正4年の学級数10,児童数男273・女274(市原郡誌)。明治45年木更津線(現国鉄内房線)開通,姉ケ崎駅設置。大正元年頃の戸数892・人口5,427(市原郡誌)。昭和27年の専業漁家29,漁業を主とする兼業漁家38,農業を主とする兼業漁家264,漁船434,漁獲高4万3,414貫。同36年地先の海岸が埋め立てられ浅海養殖は消滅,出光興産千葉精油所・東京電力千葉火力発電所など巨大企業が進出して京葉臨海工業地帯の中枢部として発展。昭和38年市原市の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7291167