上代継村(近世)
江戸中期~明治22年の村名。多摩郡小宮領のうち。代継村が江戸中期に分村して成立。江戸期を通じ村域は錯綜し詳細に分けにくく「新編武蔵」「天保郷帳」は代継村1村で扱う。はじめ幕府領,宝暦4年から米津氏領。安政2年の書上では村高166石余,家数44軒・人口214,馬6匹(萩原家文書)。農間渡世として女子の絹織物が盛んで,八王子の市場を通じ各地に売りさばかれた。明治5年神奈川県,同11年からは西多摩郡に所属。同22年西秋留【にしあきる】村の大字となる。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7298737 |