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西谷内村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。能登国羽咋【はくい】郡のうち。加賀藩領。寛文10年村御印の村高825石5斗,免4ツ,山役120匁・苦竹役33匁。神社は服狭雄神社。同社は西谷城主が藤津比古神社を拝むための遙拝所であったといわれ,享保年間に妙見堂と呼んでいたが,後に服狭雄神社と改めた。寺院は真宗大谷派覚永寺。貞享元年の家数は百姓42・頭振8。天保元年の家数は百姓74・頭振4,人口388,うち男175・女213。稼ぎとして小枚木【こばいき】・炭焼きが記録されている(中島町史)。明治5年石川県に所属。同22年釶打【なたうち】村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7326916