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新井村(近世)


 江戸期~明治30年の村名。美濃国不破【ふわ】郡のうち。はじめ金森政近領,のち幕府領。うち31石余は元和5年からは尾張藩領,残余は寛永21年から旗本新井別所氏知行地となる。村高は377石余。寛政年間の尾張藩領の家数5,人口29,助郷は中山道関ケ原宿,三日役は15人。村内には村民が奉祀した神明・金山権現・山神の3祠がある(濃州徇行記)。明治2年の戸数69・人口317(垂井町史)。同4年岐阜県に所属。同30年府中村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7342456