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那加町(近代)


 昭和15~38年の稲葉郡の自治体名。昭和15年那加村に町制施行。大字ははじめ那加村の8大字を継承。昭和19年,新加納外六ケ所入会地と称した各務野に発展した市街地に新那加町・西那加町・東那加町・西野町・本町・楽天地・日之出町・元町・吾妻町・栄町・北栄町・南栄町・楠町・門前町・大東町・桜町・雄飛ケ丘・昭南町・織田町・信長町・東亜町・雲雀町を,その周辺部に大平町・幸町・入会町を,大字長塚の一部に手力町を,それぞれ大字として設定。なお大字更木新田は解消。また,官有地無番地があり,海軍の各務原飛行場が設けられていたが,第2次大戦後は全域が航空自衛隊岐阜基地となる。同年の人口1万5,734人。戸口は市街地の発展に伴い増加し,昭和35年の戸数4,771・人口2万1,323,うち農業770戸・商工業880戸。昭和38年,鵜沼【うぬま】・蘇原【そはら】・稲羽の3町と合併,各務原【かかみがはら】市の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7345542