室原村(近世)
江戸期~明治22年の村名。美濃国可児郡のうち。はじめ旗本白鳥津田平左衛門の知行地。寛文2年に津田正勝が弟正英に分知したため,以降旗本白鳥津田氏・室原津田氏の2給地となる。「正保郷帳」の村高321石余(うち田248石余・畑73石余,ほか山年貢1石余),「天保郷帳」は337石余,「旧高旧領」は336石余。明治2年村明細帳の戸数71・人口268。明治4年岐阜県に所属。同22年春里【はるさと】村の大字となる。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7347070 |