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白鷺新田(近世)


 江戸期~明治22年の村名。伊勢国桑名郡のうち。白鷺山新田ともいう。幕府領。元禄4年に開発されたが,正徳4年の大風高波で亡所となり,文化13年尾張国福原新田の加藤四郎左衛門により再開発された。村高は「天保郷帳」「旧高旧領」ともに114石余。明治4年安濃津【あのつ】県,同5年三重県に所属。同8年地租改正調査による反別22町余(桑名郡志)。同20年よりの木曽川河川改修により潰れ地が多く生じた。同22年木曽岬【きそざき】村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7366947