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日銀短観
【にちぎんたんかん】


Tankan

日本銀行の調査統計局が、3、6、9、12月の年4回実施している、景気の現状と先行きに関するアンケート調査(正式名称は「全国企業短期経済観測調査」)。企業の売上、収益、設備投資、雇用状況、資金繰り、金融機関の貸し出し態度、在庫等についての現状、予測などを経営者に直接質問し、経済動向を把握しようとするもの。民間企業1万社以上が対象で、回答率は98%以上と高く、景気判断を行ううえで最も重要な指標の1つとなっている。海外でも「TANKAN」として注目度が高い。数多くの調査項目の中で、市場が最も注目しているのは、業況判断DIである。これは、(「良い」と回答した企業の割合)―(「悪い」と回答した企業の割合)という計数を、大企業、中堅企業、中小企業という区分別に、製造業、非製造業に分けて作成する。この数字の変化で、企業規模、業種ごとの景況感の動きを判断することができる。




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日経BP社
「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
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