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労働生産性
【ろうどうせいさんせい】


Labor Productivity

投下労働量1単位あたりの生産高のこと、総付加価値額を労働者数や労働時間から求められる労働投入量で割ることで算出できる。労働生産性を高めるためには、技術革新や教育の役割が重要とされる。日本では、戦後の高度成長期以降、1980年代までは労働生産性が順調に伸び、1980年代後半の労働生産性上昇率(年平均)は、OECD加盟国中3位だった。しかし、1990年代に入ると伸びは低下し、1990年代後半の労働生産性上昇率の年平均は、OECD加盟諸国中27位まで落ちた。2007年のわが国の労働生産性は、OECD加盟諸国中20位、スペインやアイスランドとほぼ同水準にある。2007年の米国の労働生産性を100とすると日本は71、対米比率は2000年以降ほとんど変化がない。




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日経BP社
「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
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