コ・クリエーション戦略
【こくりえーしょんせんりゃく】
Co-Creation Strategy
企業と顧客が協働で新たな商品・サービスを作り出すこと。従来は、顧客調査等は行うものの、企業が顧客の望む商品・サービスを想定して開発を行っていた。価値創造をコントロールするのは企業であり、顧客は外側に位置している。コ・クリエーションでは、価値創造のさまざまな段階における顧客の積極的な参加を通し、価値創造の中に顧客の経験そのものを取り込んでいく。顧客の経験には、商品・サービスの利用経験、商品・サービス購入・利用に関連するプロセスへの参加経験、商品・サービス利用についての他の顧客との関与経験等を含む。プラハラード(C.K.Prahalad)、ラマスワミ(V. Ramaswamy)が提唱した。背景には、インターネットによる、企業と顧客間および顧客相互間の新たなネットワークの創出とグローバル規模での情報へのアクセスがある。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8516995 |