コンピテンシー
【こんぴてんしー】

Competency

人事評価における評価要素の1つ。人事評価には、社員の知識やスキルを評価する能力評価、態度や意欲を評価する情意評価、実際の行動を評価する行動評価、業績結果を評価する成果評価の4つの手法があり、コンピテンシーは行動評価にあたる。コンピテンシーは、インタビューなどによってハイパフォーマー（高業績者）の行動特性を特定し、それを評価指標として社員を評価することが多い。したがって、仕事の内容が異なる職種や部門単位でコンピテンシーを定義する必要があり、経営戦略の転換がなされた場合などはハイパフォーマーの定義も変わってくるためコンピテンシーを更新する必要がある。コンピテンシーのメンテナンスを怠ると形骸化し、その効果が薄れてしまう。

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日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517004