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セカンドライフ
【せかんどらいふ】


Second Life

米リンデンラボ社(Linden lab)が2003年に開始した仮想社会(メタバース)の一種。所定のソフトをインストールし、同社の運営するサーバーにアクセスすることで利用する。World内は3D世界であり、ユーザーはアバターと呼ばれる人型(もしくは動物)に姿を変えてWorld内を自由に移動できる。World内の服や家具などのコンテンツのほとんどはユーザーの手により制作されたものであり、著作権が保護されている。仮想通貨リンデンドル(Linden Dollar)が発行されており、World内で自らの制作物を売買することもできる。仮想通貨は現実の通貨(米ドル)とも交換される。2006年1月にビジネスウィークの表紙を飾ったのをはじめとして、メディアに多くとりあげられるようになり注目を集めた。新たな広告媒体として多くの企業や団体が出店し、アカウント数も2006年11月の100万から2007年11月には1100万まで拡大した。やや過剰報道となった面もあり、その後、ブームの沈静化に伴って増加ペースは鈍り、2008年11月のアカウント数は1600万。また、日本国内のアクティブユーザーは低下傾向にあると言われている。




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日経BP社
「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
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