100辞書・辞典一括検索

JLogos

17

マズローの要求階層説
【まずろーのようきゅうかいそうせつ】


心理学者アブラハム・マズローが唱えた人間の基本的欲求に関する説。最も低次元の欲求である生理的欲求(呼吸、食事、水、睡眠など)が満たされない限り、次の次元である安全欲求(衣類、住居、安全、健康など)は起こらない。同様に、安全欲求が満たされて始めて、次の次元である所属・親和欲求(友人、家族、愛情)に進み、その後に自我・承認欲求(周囲から認められ、達成感や自身を身につけること)に進み、最後に自己実現欲求(自分の能力をより高め、より大きな目標を実現したいと思うこと)に進むという説。動機付けに関わる理論として人事管理に応用されたり、マーケティングに応用されることが多い。マーケティングの消費者行動理論では、この説に似た手段目的連鎖モデルが用いられることもある。
【参照キーワード】

手段目的連鎖モデル




(c)2009 A&A partners/TMI Associates/ Booz&Company(Japan)Inc./ Meiji Yasuda Insurance Company
日経BP社
「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
JLogosID : 8517107