リターン雇用
【りたーんこよう】

いったん会社を辞めた人材を再度中途採用で雇用するもの。企業が、より多様な人材を受け入れるようになった過程で、入社後の適応が容易で、かつパフォーマンスレベルの見込みがつく社員を積極的に採用するようになった。一度外を見てきて再度勤めたいと思う社員の方が企業への愛着が強いという考えが背景にある。一方、年功序列の要素の残る企業では、リターン雇用の社員を退社前の年次で処遇すべきなのか、残っていた社員と区別すべきなのか、難しい対応が残る。

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日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517125