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SWOT分析
【すわっとぶんせき;すうぉっとぶんせき】


組織目標の達成に影響を与えるさまざまな要因についての、現状分析の一手法。&wc1;組織が自らコントロールできる内部要因(資金力、ブランド力、営業力等)かコントロールできない外部要因(人口動態、規制、技術革新、競合の動き等)か、&wc2;組織目標達成に対してプラスかマイナスかの2軸を用い、要因を4つの象限に分類整理する。内部要因として、強み(Strength)と弱み(Weakness)、外部要因として、機会(Opportunities)、脅威(Threats)がある。その上で、組織目標達成に向けて、強みを活かし、弱みを克服し、機会を利用し、脅威を取り除くという視点で戦略を検討する。なお、4つの象限の頭文字をとってSWOTと称する。SWOT分析を用いるにあたって注意すべき点として、&wc1;あくまでも現状分析の1つの手法にすぎないこと、&wc2;組織目標との連関を忘れないこと、&wc3;内部要因か外部要因かの識別をまちがえないこと、&wc4;多数の要因の列挙により、影響度・重要度の大きな要因が埋没しないようにすること等がある。




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「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
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