ストラクチャード・ファイナンス
【すとらくちゃーどふぁいなんす】
Structured Finance
証券化の仕組みを利用して資金調達を行うこと。株式による資金調達(エクイティ・ファイナンス)や借入金・債券による資金調達(デット・ファイナンス)に代わる、新しい資金調達手法として1990年代から本格的に利用されるようになった。具体的には、不動産の流動化、住宅ローン債権や売掛債権の証券化など。企業にとっては資産の有効活用が容易になり、投資家にとっては自らの好みに合ったリスクとリターンの金融商品を選べるという利点がある。その半面、仕組みがあまりに複雑化すると内在するリスクの評価が困難になるという危険をはらんでいる。
【参照キーワード】
→証券化
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517364 |