短期金融市場
【たんききんゆうしじょう】
Money Market
金融機関同士が短期間の資金(短資)を融通しあう市場を指し、「コール市場」や「マネーマーケット」とも呼ぶ。銀行が日々の資金の過不足を解消するために、他の銀行に資金を貸したり、他の銀行から資金を借りたりする。短期金融市場ではいくつかの貸出期間があり、そのうち一番短いのが、半日だけ資金を貸し出してくれる半日物(日中コール)で、その次に短いのが、1日だけ借りる翌日物(オーバーナイト)。とくに翌日物の金利を「コールレート翌日物」と呼び、これが現在の日本の政策金利となっている。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517384 |