仲値
【なかね】

Middle Rate

一般的に、外国為替取引において使用される、外国為替相場を示す単語である。例えば、東京外国為替市場において、午前10時のインターバンク（銀行間）取引のレートを基に決められる指標レートのことをいう。外国為替取引では、仲介業者が顧客から外貨を買い取る場合には、手数料を控除した値段（TTB：Telegraphic Transfer Buying）で買値が公示され、売る場合には手数料を上乗せした値段（TTS：Telegraphic Transfer Selling）で売値が公示される。その間の値段（TTM：Telegraphic Transfer Middle rate）である仲値が為替の実質的価格であるといわれている。

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日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517415