経済経営用語 金融(Finance) 44 標準偏差【ひょうじゅんへんさ】 Standard Deviation 金融業界では、ボラティリティ(価格変動率)を表す指標として標準偏差を使うことが多い。標準偏差とは、正規分布におけるデータの散らばり具合を数値化したもので、各データ(株式なら過去一定期間の終値など)から平均値を引いたものを二乗した和をデータ数で割ったものの平方根。現代の中心的金融理論では、金融資産の価格変動は正規分布にもとづくものであり、99.87%の確率でプラス・マイナス3標準偏差の範囲内に収まるといわれている。 (c)2009 A&A partners/TMI Associates/ Booz&Company(Japan)Inc./ Meiji Yasuda Insurance Company 日経BP社「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」JLogosID : 8517441