CDS
【しーでぃーえす】
Credit Default Swap
企業の信用リスクを取引するクレジット・デリバティブ(credit derivative)の一種で、債権の譲渡を伴わずに信用リスクをヘッジする手段。例えば、A社の債権者であるB社が、A社のCDSをC社から購入すれば、たとえA社が倒産しても、A社の債務をC社に肩代りしてもらうことができる。このとき、A社の信用格付が高くなればCDSの価格(プレミアム)は下がり、信用格付が低くなればプレミアムは上がる。CDSは、値下がりのリスクを信用リスクに置き換えたプット・オプションと考えることもできる。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517536 |