VaR
【ぶいえーあーる】
Value at Risk
金融機関の経営者などが、自社が保有しているポートフォリオ全体の最大損失額を1つの数値で把握するためのリスク管理手法。一定の期間に一定の確率で、最大いくらの損失が生じるかを統計的に推測する。分散/共分散法(variance-covariance approach)、ヒストリカル・シミュレーション(historical simulation)、モンテカルロ・シミュレーション(Monte Carlo simulation)などの計算方法がある。図はVaRの算定ヒストリカル・シミュレーションで計算したVaRの例。現在値から2標準偏差を超える損失が発生する可能性は2.27%。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517582 |