一括償却資産
【いっかつしょうきゃくしさん】
法人税法上減価償却資産のうち、取得価額が10万円以上20万円未満で一括償却の選択をした資産である。一括償却資産に分類された場合、その資産が本来もつ耐用年数は無視され3年で均等に損金経理を行うことになる。会計上一括償却資産の処理は、税務上の処理に合わせて3年間で均等償却する方法と重要性の観点から取得した期に一時償却する方法が考えられる。後者の場合は、将来減算一時差異が発生することになる。また、会計上の一括償却資産の減価償却方法は毎期継続適用する必要がある。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517597 |