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親会社説
【おやがいしゃせつ】


企業集団は親会社が支配しているものであり、企業集団の実態を反映した連結財務諸表は親会社の株主のために作成されるべきとする考え方である。親会社説のもとでは少数株主持分は連結貸借対照表において株主資本と区別して計上され、少数株主損益は連結損益計算書において税金等調整前当期純利益に法人税等とともに加減される利益または損失として計上される。なお、親会社説とならぶ連結基礎概念として経済的単一体説があるが、わが国の連結財務諸表原則は基本的に親会社説の立場に立っている。




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日経BP社
「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
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