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会計方針の変更
【かいけいほうしんのへんこう】


Change in Accounting Policy

売上計上基準や引当金計上基準、減価償却方法等、企業が決算を行ううえでの会計処理の方法・方針のことを会計方針という。財務諸表の企業間比較・期間比較を行ううえで会計方針は投資者にとって重要な情報であるため、会計方針は継続適用が原則とされている。したがって、会計方針の変更を継続性の変更ということもある。しかし、会計方針は企業実態をより適切に反映するものである必要があるため、経営環境が変化した場合等は採用している会計方針を変更すべき場合もあり、これらの場合には会計方針の変更が行われる。また、法令等の改正により会計基準の変更が行われる場合で、当該新基準を適用する場合も会計方針の変更に該当する。表示方法の変更も一部は会計方針の変更に含まれる。会計方針の変更のうち、財務諸表利用者の意思決定に重要な影響を及ぼすものについては、重要な会計方針の変更として財務諸表に注記される。




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日経BP社
「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
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