回収可能価額
【かいしゅうかのうかがく】
Recoverable Value
減損会計における資産または資産グループ(以下資産等)の正味売却価額と使用価値のいずれか高い方の金額をいう。資産等について減損損失を認識すべきであると判定された場合、企業は当該資産等に対する投資を今後、売却と使用のいずれかの手段によって回収するかを選択する。企業は売却と使用のうち、より多く回収できる方を選択するため、正味売却価額と使用価値のいずれか高い方の金額が固定資産の回収可能価額になる。減損損失を認識すべきであると判定された資産等は、当該資産等の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上する。
【参照キーワード】
→使用価値
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517668 |