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間接法
【かんせつほう】


Indirect Method

会計上、間接法とは以下の2つを意味する。
&wc1;キャッシュフロー計算書における「営業活動によるキャッシュフロー」を税引前当期純損益に以下の各項目を加減算して表示する方法である。その加減算項目とは、(ア)資産の評価損益や減価償却費のようなキャッシュの収入または支出を伴わない損益項目、(イ)売上債権や棚卸資産、仕入債務といった営業活動に係る資産および負債の増減、(ウ)有価証券固定資産の売却損益のような「投資活動によるキャッシュフロー」および「財務活動によるキャッシュフロー」の区分に含まれるキャッシュフローに関連して発生した損益項目である。間接法には、損益とキャッシュフローの関係が示され、作成に必要なデータが貸借対照表損益計算書等から入手でき、作成が直接法に比べて容易であるという利点がある一方、営業活動によるキャッシュフローを総額でとらえられないといった欠点がある。
&wc2;減価償却にあたり減価償却累計額勘定を用いて取得価額から間接減額する方法をいう。




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「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
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