擬制資産
【ぎせいしさん】
Fictitions Asset
資産の要件を換金価値のあるものと考えると、創立費、開業費などの繰延資産は資産性が認められないことになるが、将来の収益獲得に貢献しうるものと考えれば、これらも資産性が認められることになる。繰延資産は現在、後者の立場から資産として計上できるが、換金価値がないため、擬制資産と呼ばれ、早期の償却が望ましいとされている。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517726 |