100辞書・辞典一括検索

JLogos

27

繰延資産
【くりのべしさん】


Deferred Assets

既に代価の支払いが完了しまたは支払義務が確定し、これに対応する役務の提供を受けたにもかかわらず、その効果が将来にわたって発現するものと期待される費用である。その内容としては創立費、開業費、株式交付費、社債発行費、開発費がある。これらの支出は繰延資産として計上することができるが、原則としては支出時に全額費用として計上しなければならず、繰延資産への計上はあくまでも例外的な処理として位置付けられる。
なお、法人税法上は、これらに加えて自己が便益を受けるために支出する費用を繰延資産として定義しており、会計上の繰延資産より概念が広くなっている。




(c)2009 A&A partners/TMI Associates/ Booz&Company(Japan)Inc./ Meiji Yasuda Insurance Company
日経BP社
「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
JLogosID : 8517748