経済的耐用年数
【けいざいてきたいようねんすう】
Economic Useful Life
資産の利用可能期間を合理的に見積もったときの年数である。経済的耐用年数は資産の種類ごと、使用状況ごとに存在することから、「個別耐用年数」と呼ばれる。これに対し、法人税法で規定されている法定耐用年数は、「一般的耐用年数」と呼ばれている。会計上は固定資産の減価償却費の計算に際し、原則として経済的耐用年数の使用が求められているが、経済的耐用年数はその見積もりが困難であり、個々の資産ごとの計算により事務処理が煩雑になりやすいことから、一般的には、法定耐用年数が用いられている。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517755 |