100辞書・辞典一括検索

JLogos

13

現金主義
【げんきんしゅぎ】


Cash Basis

取引認識時点として、現金の入金、出金があった時点で会計処理する方法である。確定額で処理されるため、処理される金額の信頼性は高い半面、処理されるタイミングが遅くなる欠点がある。この欠点を補うものとして発生主義があり、取引が発生したという事実を根拠に会計処理する方法である。例えば、物品を購入した場合、購入時と支払時にタイムラグが生じると、会計処理の時点の違いが明確になる。購入時に会計処理を行う方法が発生主義であり、支払時に会計処理を行う方法が現金主義ということになる。現在の会計では発生主義が原則となっている。




(c)2009 A&A partners/TMI Associates/ Booz&Company(Japan)Inc./ Meiji Yasuda Insurance Company
日経BP社
「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
JLogosID : 8517787