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後発事象
【こうはつじしょう】


Subsequent Event

後発事象とは、決算日の翌日以降に発生した、会社の財政状態および経営成績に影響を及ぼす会計事象である。後発事象開示後発事象と修正後発事象に分類される。開示後発事象とは、発生した会計事象が当該事業年度の財務諸表には影響を及ぼさないが、翌事業年度以降の財務諸表に影響を及ぼすため、重要性によって当該事業年度の財務諸表に注記を行う必要があるものである。一方で修正後発事象とは、決算日後に発生した会計事象ではあるが、実質的な原因が決算日現在においてすでに存在しているため、当該事業年度の財務諸表に修正を行う必要があるものである。金融商品取引法においては、後発事象として上記の対応が必要なものは、有価証券報告書四半期報告書の提出日までであり、それ以降は翌期の財務諸表において期中の会計事象として認識されることになる。




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日経BP社
「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
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