資産回転率
【しさんかいてんりつ】

Asset Turnover Ratio

売上高を得るために一定期間内に資産が何回利用されたかを示す指標であり、売上高を資産の金額で除して算定される。資産回転率が大きいほど、企業は資産を効率的に利用して売上を獲得したといえる。ここで、分子には1年間を通じて獲得される売上高を用いるため、原則として、分母も1年間の平均的な資産の金額を用いる必要がある。そのため、分母の資産の金額は期首の資産と期末の資産の平均値が用いられる。資産回転率はさらに売上債権回転率、棚卸資産回転率、有形固定資産回転率等に分解して分析されることが多い。

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日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517857