仕損
【しそん】

Loss from Spoilage

製品の製造の際に機械の故障や工員の不注意などの要因によって製造に失敗し、正常な完成品とならないことである。仕損によって失敗した製品を仕損品といい、仕損に係る費用を仕損費という。仕損には正常な製造活動内で不可避的に発生するものと異常な原因によって発生するものとがあり、前者は完成品を製造する上で不可避的に発生するため原価性があるものとして仕損費は製品原価に含めるが、後者は異常な原因によって発生するため原価性が認められないことから仕損費は製造原価には含めない。

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日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517860