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真実性の原則
【しんじつせいのげんそく】


企業会計原則における一般原則の1つであり、企業会計の最高規範とされる。企業会計が、企業の財政状態および経営成績に関して、正しい報告を行わなければならないことを求める原則である。真実性の原則において求められる正しい報告は、真実性の原則以外の一般原則損益計算書原則、貸借対照表原則を遵守することにより確保されるとされ、これらを遵守することを求めている。また、この真実性は、唯一の絶対的、普遍的な真実ではなく、会計の目的適合性や、期間損益計算の暫定性や、代替的会計処理方法選択の容認等を前提とした相対的な真実であるとされている。




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「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」
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