総平均法
【そうへいきんほう】

Periodic Average Method

期末の棚卸資産や有価証券の評価方法の1つで、期首残高と当期仕入高（購入高）の合計額を、期首数量と当期仕入（購入）数量の合計数量で除して総平均単価を求め、総平均単価に期末の数量を乗じて、期末棚卸高とする方法をいう。なお、総平均法には1ヵ月を1期間として計算を行う月別総平均法と1会計期間を期間として計算を行う期別総平均法がある。期別総平均法によれば、期末日までの総平均単価を求める必要はないため、実務上簡便であるが、期末日まで期末残高が判明しないため月次決算等による損益の把握が不能となる。

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日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517947