棚卸立会
【たなおろしたちあい】
Observation of Physical Inventory
企業が実施棚卸を行う際に、監査人がその場に出席し、その実施状況を確認する手続である。監査人が期末棚卸資産の実在性について心証を得るためには、会社が実施する実地棚卸が有効であることが前提となる。そのため、監査人は立会に際して、会社の作成した実地棚卸計画の評価、棚卸資産の保管状況の視察、実地棚卸責任者等への質問および抜取り検査等の手続を実施する。また、実査や残高確認とならんで監査人が直接証拠を入手する棚卸立会は、十分かつ適切な証拠を入手するための監査手続として代表的なものである。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517962 |