帳簿
【ちょうぼ】

(Account Book／Book)

一般的に金銭や物品の出納などについて管理するために出入金や出入庫等の必要事項を記入する帳面のことをいう。帳簿のうち、会社法で規定され、株式会社の財産および損益の状況を明らかにするためにその作成が義務付けられているものを会計帳簿という。会計帳簿は主要簿と補助簿により構成される。主要簿は貸借対照表および損益計算書を作成するための資料となるもので仕訳帳や総勘定元帳より構成される。補助簿は主要簿を補助するために作成される帳簿で、特定の取引についてその明細を記録するために作成される補助記入帳と特定の勘定等について記録するために作成される補助元帳により構成される。補助記入帳は現金出納帳、当座預金出納帳、小口現金出納帳、受取手形記入帳、支払手形記入帳、売上帳および仕入帳等をいい、補助元帳は売掛金元帳、買掛金元帳および商品在高帳等をいう。

(c)2009 A&A partners/TMI Associates/ Booz&Company(Japan)Inc./ Meiji Yasuda Insurance Company

日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517970