パーチェス法
【ぱーちぇすほう】
Purchase Method
企業結合において、被結合企業から受入れる資産および負債の取得原価を、対価として交付する現金および株式等の時価とする方法をいう。企業結合において取得と判定された場合、当該企業結合にはパーチェス法が適用される。なぜなら取得は実質的にはいずれかの結合当事企業による他の結合当事企業に対する新規の投資と考えられるため、他の結合当事企業から受入れる資産および負債を対価として交付する現金および株式等の時価で評価することが現行の会計処理と整合すると考えられるためである。企業結合にパーチェス法を適用した場合、被結合企業の資産および負債は企業結合日時点の時価を基準として評価され、投資額との差額はのれんとして認識される。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517998 |