販売基準
【はんばいきじゅん】

Sales Basis

収益認識基準の原則である実現主義の一形態であり、商品や製品を販売した時点を実現と捉える基準をいう。現行の会計基準では、販売基準による収益の認識が原則的方法となる。「販売した時点」とは、基本的には、商品や製品を顧客に引渡し、かつ顧客がその商品や製品の受領を認識した時点を意味する。これを具体化した収益認識基準として着荷基準や引渡基準、検収基準などがある。また、継続的に取引が行われる顧客に対し反復的に商品や製品を販売し、出荷から着荷まで日数を要さず、通常出荷した商品や製品が顧客に受け入れられるような取引形態にあっては、出荷をもって販売と捉える出荷基準も認められる。

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日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8518004