GIPS
【じーあいぴーえす】
GIPS/Global Investment Performance Standards
グローバル投資パフォーマンス基準。Global Investment Performance Standardsの略称。世界共通の資産運用会社の投資パフォーマンスに関する自主基準。
資産運用会社はスポンサーなどからGIPS準拠のパフォーマンス開示を求められることが多いことから、これに準拠していることが営業上重要となる。さらに、今後日本の資産運用会社がグローバルに展開していくにあたっては、GIPSの重要性が増していくものと考えられる。
当該基準は、グローバル化が進む中、資産運用会社の運用実績を投資家が公正に評価するために、各国間における投資パフォーマンスの計算と開示に関する基準の標準化が強く求められるようになり、1999年に制定されたもの。日本では独自基準として、1999年から日本証券アナリスト協会がSAAJ-IPSを定めていたが、2006年にGIPSに切り替えられた。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524005 |