投資期間
【とうしきかん】
不動産投資においては、建物が存続し続ける長期にわたって保有することを前提に投資する戦略があるが、近年は、ファンドを用いて複数の投資家の資金を集めて投資するスタイルが増加してきたことに伴い、一定の投資期間を定めることが多い。
投資期間は、ローンなどの返済期限に合わせて設定されることが多い。ローンの返済時期と投資期間の終わりが同じであれば、その時点で物件を売却してローンの元本を返済することが可能となる。また、投資戦略とローンの目的が一致するので、借入時に銀行に説明しやすくなるからである。投資期間は様々であるが、不動産ファンドの場合、2010年までは3年~5年のものが多くみられた。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524085 |