トラブルアセット
【とらぶるあせっと】

「ディストレストアセット」とほぼ同義。保有者の破綻などの事情により、適正な価格よりも大幅に安く売買される資産。
不況期にはこのような物件の取引が多くなるが、トラブルアセットの売買は日本より米国の方が活発である。この理由としては、米国はノンリコースローンが主流のため、ローンがデフォルトすると速やかに担保不動産を売却するしか回収する方法がなく、また、買い手側には不況下でも安ければ不動産を買おうとする逆張り投資家が多数いることが考えられる。

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日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典　不動産ビジネス」 JLogosID : 8524090