100辞書・辞典一括検索

JLogos

29

間接金融
【かんせつきんゆう】


資金を必要としている主体と、資金を提供できる主体の間に金融機関などが介在する資金の融通方法のこと。これらの金融機関は銀行や信用金庫などに限らず、保険会社なども含まれる。
預金者は銀行などに資金を預け、銀行などは資金を必要としている企業などにその信頼度を吟味して貸し出しを行う。銀行などはその融資先から利息を回収し、利ざやを取った上で、預金者に利息を付ける(保険会社などでは運用収益となる)。
資金の取り手と出し手の間に金融機関が介在することにより、貸出先の一部が返済不能に陥っても、金融機関本体が破綻しない限りは、預け金の安全性は確保される。また仮に破綻に至った場合でも預金の一部は、預金保険制度により保護される。




(c)2011 Mitsubishi UFJ Trust and Banking Corporation
日経BP社
「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」
JLogosID : 8524249