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少子高齢化
【しょうしこうれいか】


本来的には、「少子化」と「高齢化」に分けられる。
少子化は、出生率の低下などにより年少人口の比率が低下した状態を指す。日本では、合計特殊出生率が2.08以下の状態がしばらく続いており、15歳未満の人口が65歳以上の人口を下回っている社会を「少子社会」と呼んでいるが、高齢化社会とは異なり、明確な基準はない。
高齢化は、医療の充実などにより老年人口の比率が増加した状態を指す。厳密には、「65歳以上の人口が総人口の7%以上」である社会は高齢化社会であるとされる。
日本の場合、戦後のベビーブームによりいわゆる「団塊の世代」が生まれたが、彼らの後は出生率が低下し、少子化が進行した。さらに、この世代が高齢化することにより、若年世代の減少と老年世代の増加が並行して進行するようになり、少子高齢化と呼ばれるようになった。




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「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」
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